Look At Me/Keri Noble | ハカセの事件簿~アリかナシか!?~

Look At Me/Keri Noble




先日、

斉藤哲夫さんのお話をしましたが、

「歌」が届く、届かないって、

歌詞がとても重要だと思うんです。

再度、痛感したわけですが。



楽曲制作とともに、

歌詞も最近書き始めました。

再開といったところでしょうか。



中学生の頃から、

音楽の道へ進むことを真剣に考えていたので、

歌詞はその頃から書いていたのですが、

語学力はないわ、知識はないわで、

今見ると、とてつもなく恥ずかしい内容です…。


でね、

今この時期に書いてみると、

やはり、難しいわけで。


言いたいことは、山のようにあるけど、

適切な言葉が出てこないし、

「果たしてコレで良いのか!?」と

書き上げても「??」が残る。




何かを生み出すこと

ホント、難しいですね。


だから楽しいのだけど。




















どもども。

目指せ言葉の魔術師   ハカセです。




















昔、それこそリーダーと曲を書いている時、

「詞先」か「曲先」かってことで

色々話をしたことがありますが、

理想は「同時」なんですよね。



曲のイメージとメロディーが同時に出てきて、

奇跡的に、言葉もドンピシャ。


過去に、何度かありましたが、

そんなこと、滅多にあるわけでもなく。


少なくとも、僕は。



考えてしまうわけですね。

良くも悪くも。







先日、某アーティストからメールが来まして、

「自分達の曲に自信がない」と。



僕から見たそのアーティストというのは、

人生であまり苦い思いをしていないような気がしています。


それが悪いということではなく、

メッセージを伝えるってのは、

何かに対して、疑問を持っていたり、

意見があったり、

自分が過去に培ってきた苦楽が多ければ多いほど、

言葉の重みが出てくるように思うんです。



わかりやすく言えばですな、



何度も何度も恋に破れ、

やっとの思いで結ばれた恋人に対して、

「好きだ」という一言。


と、


モテまくってしょうがない、

フることはあっても、フラレることはないヤツが恋人に言う

「好きだ」という一言。



どっちが重いと思います!?




多分、前者でしょうな。

良くも悪くも。


もちろん、例外もありますので、

あくまでも一例ですよ。










そんだけ、言葉そのもの物理的なものだけではなく、

言葉を使う人間の裏側まで

全てが表現されてしまうものなんだと。


そんなに簡単に歌詞が生まれるわけがありません。




僕もまだまだ経験値の浅い人間。



歌詞を書くということももちろん、続けなければいけませんが、

同時進行で、経験値もドンドン上げていかなければね。


それは、

人生そのものに大きく影響することでしょうから。







長年、多くの人に指示を得ているアーティストってのは

一つの物事を100%理解しているんでしょう。



リンゴが一個あるならば、

色んな角度で、

全てを知り尽くしているというか。



で、

僕なんかは

「赤い」とか「甘い」とか

「長野産」だとか。

せいぜいそんなとこ。



もっともっと得られることがあるはずなんです。



それこそが、

歌詞に反映されていくんです。


多分ね。












そして、

何よりも大切なのは


「楽しい」という気持ち。





何をするにしても、

「ハート」の部分が熱くなければ

何をやっても無意味なのでしょう。









個人的にそう思った最近の僕でした。

チャンチャン。