今日までそして明日から/吉田拓郎 | ハカセの事件簿~アリかナシか!?~

今日までそして明日から/吉田拓郎



昨日、

仲間から電話がありました。


8年来の仲間。

3つ上の兄貴的存在。


仲間内で大騒ぎするときは

大抵います。

というより、いつも仕切ってもらっていて、

頼れる仲間です。



地元は僕らと違い、

仕事の都合で転勤して来て

今は新潟にいるといった感じ。



縁あって、つるむようになりました。


飲み会もいっぱいしたし、

その仲間のおかげでというか、知り合ったおかげで

彼女が出来たことも。


その彼女と別れた時も

彼は話を聞いてくれたり、

ホント親身になってくれるイイ仲間なんです。



その仲間が

先日、辞令が降りて転勤することに。



隣県なので、

そう離れているわけではないのですが、

今までのようにつるむことはなかなか出来なくなりました。


面白いことが大好きな男

みんなでワイワイやるのが好きな男

結構熱く、涙もろい男

同性に対して、特に情深い男





離れ離れになるのはとても寂しいですが、

多分、一番寂しがっているのは彼なんでしょう。




彼にとって、大きなチャンスでもあり、

大きな人生の岐路なのかもしれません。


仲間として、

僕は応援しようと思います。



ヤツにとって新潟は

故郷と呼べないかもしれません。




でも、

「帰ってこれる場所」として存在できるように

僕らは僕らで


今までのように

生きていかなくちゃならないような気がします。




いつ帰ってきてもいいように

僕らは笑顔で送り出したいと思います。
























どもども。

袖擦り合うも多少の縁  ハカセです。



























昨晩、

その電話を受けてから、

ここ数年での出会いを振り返ってみました。



晩酌しながら。



その仲間との出会いは、とある飲み会。

元々仲間だったヤツが

飲もうと誘ってくれ、

その会場へといった時に知り合ったのです。


元々の仲間が、クラブでナンパ(男同士で…)されたのがきっかけ。


ややこしいので


転勤する仲間…R

元々の仲間…H

としましょう。



飲み会の席にRは二人、男仲間を連れてきて、

その二人とも意気投合。



話をしていると、


どうやら、僕の叔父の下で働いていたことが判明。

世間狭ぁ…。


厳密に言うと、下ではなく、

叔父は施工で、仲間のR達は営業だそうで。



そこからですかね。

一気に仲間が増えたのは。



僕やHも

それ以前から多くの仲間に囲まれていたので、

R達と合流すると、エラい数になります。



数年前のBBQでは

40人以上が集まりました。


僕は一切れの肉すら食べられなかった有様。


トホホ。


仕事を終え、夜合流し、

クラブへと足を運んだことも多々。


明け方まで飲んだこともあるし、

男数人で

「男組」なる飲みチームを結成して


女性には話せないような内容の話を肴に

グダグダ延々飲んだこともあります。






僕は全然意識してなかったのですが、


R達は転勤族が多く、

一つの地に長くいることはないそうで、

地元に帰省した後に戻ってくることを


「新潟に行く」とか言って地元を離れるそうなのですが、


僕らにしてみれば

「おかえり」なわけで。


地元でもないのに、

「おかえり」と言われることが


彼らにはとても良いことらしいのです。



今では

「新潟に帰る」になっているらしいのですが、

逆にそれが僕なんかは嬉しい表現ですね。





本来なら

絶対巡り合わないであろう人達と

Rを介してたくさん出会うことが出来ました。


誰一人欠けることなく

僕の大切な仲間です。


もちろん、Rを含めてね。


時が経てば、

また誰かが転勤などでこの地を離れるんでしょう。


そのたびに、

僕は正直悲しくなります。


できれば、ずっとつるんでいきたい。




でも、

それぞれが背負って生きているものが違う以上、

そういった人の流れには逆らえないのでしょう。


昨日も、電話越しで泣きそうになりました。



こらえましたが。






近々、送別会が開かれるようです。

H達が計画中でして。



多分、泣きます。

もうそりゃ号泣でしょう。




そのくらい、大好きな仲間ですから。





でも、

最後は笑顔で




笑って送り出したいと思います。















「いってらっしゃい」とね。








新潟に帰ってきたときは

「おかえり」といってあげられるように。




そう、

さよならではなく、

「いってらっしゃい」